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アートフェア東京始まりました。 [イベント情報]

アートフェア東京、いよいよ開幕しました。当初の心配を他所に昨日のプレヴュー、本日の初日共に大入り満員の大盛況。現代アートブームに沸いた昨年の狂騒は見られませんが、それでも自分の目でじっくり作品を評価して行かれる方が逆に増えた様で、出展ギャラリストとしても手応えが感じられます。
ところでアウェイとなるフェアでの展示は、普段のギャラリーでの展示と異なり何かと出たとこ勝負の感があります。今回Art-U roomではカミンのブロンズ彫刻のシリーズ「Beyond...」を展示しているのですが、素朴な作りの像をできるだけシンプルかつ魅力的に見せる方法を思案した結果(もちろん経費的な制限もありますが)、レンタルのひな壇仕様の什器に白い布を掛けた上に像を並べるという方法を採りました。しかし、かっちょよくディスプレイされた他ギャラリーのブースが並ぶ中、我がブースはまるで週末にお寺の境内で開かれる露天市の様相...。オープニングに訪れた東京仮面2号さんからも早速厳しいダメ出しを喰らってしまいました。本来限られた条件の中で作品をいかに魅力的に見せるかがギャラリストの腕の見せ所なのですが、その点今回は反省点多しです。
それでも少なからぬ方々から好意的な評価を頂き、色々と興味深い感想を寄せて頂いていることを励みに残り2日を何とか乗り切ろうと思います。フェア終了後、11日からギャラリーで始まる展示では、もう少しシュッとした展示を行ないますので、今回のフェアに来て頂いた方、またそうでない方にもぜひこちらにもご来場頂けることを願っています。

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TOKIA会場の様子。左手がArt-U roomのブースです。












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カミンの作品を大変気に入って頂いたお二人。とてもお似合いのナイスカップルでした。












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昼食後急いで回った国際フォーラムの会場では、ロッカクアヤコさんのライブペインティングが行なわれていました。

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アートフェア東京、開催迫る! [イベント情報]

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そろそろ東京でも桜がチラホラ咲き始めました。先程帰り道に通った深夜の代々木公園でも、早くも三分咲きの桜の下でお花見に興ずる人々でいつになく賑わっていました。桜の季節と共にやって来るのは、そう、アートフェア東京。今年は過去最大規模となる140軒以上の画廊が参加するとのことで、こちらも大いに賑わいそうです。
今回Art-U roomのブースでは、4月11日より始まる個展に先がけ、Art-U roomが版元となったカミン・ラーチャイプラサートの新作ブロンズシリーズ「Beyond... (sculpture)」のプレヴュー展示を行ないます。こちらの作品は一昨年のタイ出張記でも少し紹介しましたが、その後4回に分けての鋳造作業を経て、先月全24体(エディション7部)全てが完成したばかりの焼き立てホヤホヤの新作です。基本的には24体のセット販売となり、既に2セットは海外より予約が入っていますが、今回のフェアおよびその後の個展で展示する1セットは特別に1体ずつの販売も行ないます。一見仏像のようでありながら、笑ったり泣いたり、時には威張ってみたり恋に落ちたり…と我々の日常をユーモラスに捉えたカミンの彫刻作品群をお楽しみ下さい。
なお今回Art-U roomは、例年の東京国際フォーラムの会場ではなく、お隣りの東京ビルTOKIAに開設された若手ギャラリーによるコンテンポラリーセクション@TOKIAでの出展となります。会場にて皆さまとお会い出来るのを楽しみにお待ちしています。
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■ アートフェア東京2009
会 期:4月3日(金)〜5日(日)/ オープニングプレヴュー4月2日(木)
会 場:東京国際フォーラムおよび東京ビルTOKIAガレリア(JR有楽町、東京)
    *Art-U roomブース:TOKIA会場 T07


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アンサンブル室町コンサート [イベント情報]

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フランス人音楽家ローラン・テシュネさんが総合演出を行なうアンサンブル室町のコンサート「邯鄲(かんたん)の夢」が来月12日サントリーホールにて開催されます。テシュネさんとは過去に2004年の「Le Cabine Doré」および一昨年の「チェンバロ+パーカッションIII」にて協力させて頂きましたが、いずれも歴史文学上の主題を軸に、音楽だけでなく演劇、アート、舞踏といった様々な要素が絡み合う玉手箱の様な楽しいコンサートでした。今回の「邯鄲の夢」は、三島由紀夫の近代能楽集にも取り上げられた能の演目「邯鄲」に着想を得た作品で構成され、日本の和楽器と西洋の古楽器に日本舞踊やルネッサンスダンスがクロスするスリリングな内容となりそうです。チケットはぴあでも扱っていますので(Pコード:297-811)ご興味のある方はぜひ。

余談となりますが、テシュネさんとは今から15年程前に一枚の紙を通して偶然知り合いになりました。当時僕はフランス留学から帰ってきたところで、折角覚えたフランス語を忘れないためにアテネフランセの掲示板に日本語と仏語の交換授業のパートナー募集の貼り紙をしたところ、それを見て電話をくれたのがちょうど日本に来たばかりのテシュネさんだったという訳です。僕としては時々会っておしゃべりする程度に考えていたのですが、教育者でもあるテシュネさんはしっかり教材を用意してアポリネールの詩やレーモン・クノーの 'Exercises de Style' を朗読したりとかなり本格的な授業になりました。ギャラリーをオープンして以来ゆっくり本を読む時間もなくなった今となってはとても贅沢な時間だったと思えます。そうそう、今年は僕の好きな二人の小説家のニュースがありました。一つはジュリアン・グラックの死(正確には昨年末、合掌)。そしてもう一つはル・クレジオがノーベル文学賞を受賞した事。ああ、早く隠居して本が読みたい…。

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デザインシーズン到来 [イベント情報]

毎年恒例となった秋のデザインイベント、東京デザイナーズウィークデザインタイドがいよいよ明日から始まります。Art-U roomは昨年まで毎回タイドの方にエントリーしていましたが、今年はそちらは一旦お休みしてデザイナーズウィークのShop Exhibitionに参加してみました。毎年この季節になると、ギャラリーにも海外からの出展デザイナーや関係者とおぼしき方々が多く訪れるようになり、青山-表参道界隈も人出で賑わい普段よりも一層華やかな雰囲気に包まれます。現在展示中のワー・ヌの作品は、一見デザインワークの様でありながらそうではないのですが、デザイン系のオーディエンスが見てどのような反応が返ってくるのか楽しみです。同ビル1階のガレリアアートスペースでは、毎年この時期お会いするカロデザインのお二人も素敵な展示を行なっていますので、このエリアのショップ展示を回られる際はぜひこちらの会場にもお立ち寄りください。

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1階のcaroさんの展示は、駅などでよく見掛けるベンチのシェル部分を再利用したストゥール。よしだよしえさんの映像作品とのコラボレーションになっています。

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帰り道、デザイナーズウィークのメイン会場となる神宮外苑を通りかかったら開幕前夜の慌ただしさ。搬入用の車がひっきりなしに出入りしていました。

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デザインタイドのメイン会場となるミッドタウンでは、以前このブログで紹介したデザイナー家具のオークションも開催されます。詳細はこちらのサイトにて。http://connect-auction.com/

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ホテルアートフェア終了しました。 [イベント情報]

先週末ニューオータニにて開催されたホテルアートフェア、時折豪雨に見舞われるあいにくの悪天候の中ご来場頂いた皆さま大変ありがとうございました。今回のフェアは日本と韓国からの出展が半々という構成で、韓国のギャラリーやコレクターの方々と新たにお知り合いになる良い契機にもなりました。それにしても韓国勢のバイタリティーにはオリンピック同様終始圧倒されっぱなしでしたが…。

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Art-U roomの部屋4327号室。ベッドの上には東京仮面ヴー・ザン・タン。脇のナイトテーブルにはカミン・ラーチャイプラサートの新作ブロンズ。壁面にはピナリー・サンピタックカロリーナ・ラケル・アンティッチワー・ヌのペインティング。窓のカーテンは外して代わりにピナリーの「乳房の果実」を垂らす。その他チェストの引き出しに圧縮されたVIPマンが隠れていたりします。
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反対側のデスクに展示したアヌ・トゥオミネンの作品はここでも大人気でした。

今回のフェアでは、このブログでの告知に応募してくれたフジタ君にお手伝いしてもらいましたが、彼はデザイン家具専門のオークション会社に勤めていて、作品の扱いや接客も慣れたもの。おかげで随分助かりました。家具のオークションは日本ではまだこれからの分野とのことですが、カタログを見せてもらうとイームズやケアホルム、マーク・ニューソンらのかっちょいいヴィンテージ家具が一杯。このペインティングにはこの椅子を合わせてとか勝手に頭の中でシミュレーションすると結構楽しめます。彼の会社Connect. auctionでは、11月初旬に次回オークションを開催するとのことなので、ぜひプレヴューにも足を運んでみたいと思います。

また、今回のフェアに合わせて新作「クラウン・マン」を仕上げてくれた東京仮面のチームは、恒例となったMAISON&OBJET出展のため明日よりパリに出動。今回はサーカスをイメージしたディスプレイになるそうですが、見せてもらった新作のバッグやアクセサリーはどれもポップで超キュート。クリスマスシーズンに合わせて世界中のショップからオーダーが殺到し、またぞろヒィヒィ言っている彼らの姿が今から目に浮かぶようです。僕も後からパリ入りするので現地で報告を聞けるのが楽しみです。

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ART OSAKA ご来場ありがとうございました [イベント情報]

大阪堂島ホテルで開催されたアートフェアART OSAKA終了しました。連日脳みそが溶け出しそうな酷暑続きだったにも関わらず、昨年を遥かに上回る大勢の方に足を運んで頂き大変ありがとうございました。エレベーター待ちで入場までに時間がかかった点など改善すべき点はあったかと思いますが、今回は参加ギャラリーも大幅に増え、海外や東京からの出展に加え、大阪、京都、神戸に分散する関西のギャラリーが押す生きのいい若手作家の作品も一度に見れて、いい意味で地元色が感じられる充実したフェアになったかと思います。立て続けですが、8月末には東京のホテルニューオータニで開催されるAsia Top Gallery Hotel Art Fairにも出展しますので、そちらにもぜひお立ち寄りください。

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915号室 アート・遊/Art-U roomの展示風景。今回のフェアでは京都造形大学のイケメン学生高森君、河原君、上田君にお手伝いして頂きました。3人ともとても個性的で積極的なナイス・ガイズでした。ありがとう。

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フェアの途中ちょっと抜け出して、近くのgraf media gmで始まったばかりのタム&ウィー「ドレスアップTV」を観てきました。ウィーちゃんがデザインした服を来て鏡の前に立つとタム君のアニメが映し出される作品などとてもアットホームな展覧会でした。

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帰り際にギャラリーの入り口の壁にイラストを描いてたタム君とウィーちゃんをパシャリ。二人のこのごきげんな笑顔を見ているだけでほっこり楽しくなりました。

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ART OSAKA 今週末開催 [イベント情報]

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堂島ホテルでの2度目の開催となるアートフェアART OSAKAが今週末大阪にて開催されます。昨年よりも出展ギャラリーも増え、国内外より全47画廊が集結。それぞれに一押しのアーティストを揃え、ホテルの客室という空間を生かした展示を行ないます。なお、アート・遊/Art-U roomの展示室は9階のRoom915。草間彌生ピナリー・サンピタックオノデラ・ユキ他女性アーティストにスポットを当てた展示を行います。また、アヌ・トゥオミネンの小品も登場予定です。今週末の大阪は猛暑となりそうですが、この機会にどうぞお運びください。
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ART OSAKA 2008
日 時:2008年7月25日(金)12:00-21:00 / 26日(土)12:00-19:00 / 27日(日)12:00-19:00
会 場:堂島ホテル(大阪市北区堂島浜2-1-31) 8階・9階・10階・11階 客室47部屋


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アートフェア東京、沢山のご来場ありがとうございました。 [イベント情報]

先週開催されたアートフェア東京 2008には、驚く程多くの方々にご来場頂き大変ありがとうございました。折角ブースに寄って頂いたのにゆっくり応対出来なかった皆さま、申し訳ありません。

今回Art-U roomのブースは、アトリエ・ワンのイヌイスを中心に休憩所をイメージした展示を行ないました。その他の展示作品は年頭にパリのMAISON&OBJETで大好評を博した東京仮面人形のパーニュマンシリーズ、今回のフェアのためにヴェネチアのアトリエから送ってもらったカロリーナ・ラケル・アンティッチの新作ペインティングとビデオ作品、カミン・ラーチャイプラサートが現在チェンマイで制作中の新作ブロンズシリーズ、更にはフェア直前に入手した田中敦子のペインティング等など…盛りだくさんの内容となりました。

今回のフェアには海外からのお客さまも一層増え、作品を購入して頂いた方も日本以外にノルウェー、台湾、イタリアと、アートフェア東京も3回目を迎えて次第に国際的なフェアとして定着してきた印象を受けました。フェアの成功に向けて奔走された実行委員会の皆さまにも重ねてお礼申し上げます。

さて、ほっと息をつく暇もなく、今週金曜からギャラリーではアヌ・トゥオミネンの個展「森の住人」が始まります。作家も今朝東京に着き早速設営作業に取り掛かっています。前回の「キッチン」にも増して楽しい作品が目白押しですのでどうぞお楽しみに。

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Art-U roomのブース展示風景

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正面左手の壁面には、アフリカで人気のあるプリント生地パーニュを使った東京仮面人形がトーテムポールのように並びました。オープニング当日には、今週末開催されるJAPAN PROJECTというイベントで東京仮面を紹介する香港のセレクトショップOn Pedderのチームや、来月ミュージアムショップにて東京仮面の展示を行なうニューヨークのCooper-Hewitt, National Design Museumの担当ディレクターも駆け付けてくれました。

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トリオ・ザ・アート(パルコキノシタ+新川貴詩+曽我高明)による会場ガイドツアーご一行様にも、しばしイヌイスでくつろいで頂きました。

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シンポジウム「都市を刺激するアート」 [イベント情報]

3月9日に金沢21世紀美術館で開催される創造の場シンポジウム「都市を刺激するアート」に、チェンマイでランド・プロジェクトを主宰するカミン・ラーチャイプラサートがパネリストとして参加します。国際交流基金と金沢21世紀美術館の主催により開催される今回のシンポジウムでは、国内外でアートスペースの運営やキュレーションに関わってきた6名のスペシャリストが集い、都市とアートの関わりについて討議が行なわれます。詳細はこちらにて。

追加情報
3月10日に代官山のAITにてカミン・ラーチャイプラサートのアーティスト・トークが開催されることになりました。世界のメディアから注目を集めるランドの運営理念や、生活とアートを一体化させるユニークな彼自身の制作プロセスについて貴重な話が聞ける機会となるでしょう。奮ってご参加ください。(このイベントは終了しました。)

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9日開催のシンポジウム「都市を刺激するアート」の模様。左よりモデレーターの帆足亜紀、パネリストのカミン・ラーチャイプラサート、エレーヌ・ケルマシュター、キム・スンヒー、遠藤水城、秋元雄史の各氏。

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10日にAITにて開催されたカミンラーチャイプラサートによるアーティスト・トークの模様。

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チェンマイのレジデンスプログラム [イベント情報]

タイ北部チェンマイのオルタナティブスペースThe Landにて、滞在プログラム 'One Year Project #2' の応募受付が始まりました。このプログラムは、1年間の共同生活を通して自然農法や瞑想、持続的なライフスタイルの研究などを研究するもので、いわゆる一般のアート・イン・レジデンスとは少し異なった内容になっています。また、設備の方も個室やアトリエ完備といったものではありませんが、チャレンジ精神が旺盛で、自分の新しい可能性を模索中の若い人には良い経験になるかもしれません。チェンマイは風光明媚で食べ物も美味しいし、最近はバンコクから移ってくるアーティストも増えているようです。応募条件等は下をご覧下さい。

One Year Project #2
Periode: Oct. 1st, 2007 - Sept. 30th, 2008
Application deadline: Sept. 30th, 2007

Open: for all disciplines
Scope of learning: self-knowledge natural farming and sustinable living media study and Art and Culture
Codition: active participation for one whole year (full-time) will be given priority, however part-time participation is always welcome

For those interested in the project please send to the contact below your resume, portfolio and an introduction letter describing your inspiration, interest, experience and expectation from the project.

Contact:Ms. Sasiwimon Wongjarin (the Land Foundation manager)
Mail theland@thelandfoundation.org / Tel. +66 53 212220
http://www.thelandfoundation.org/?News


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