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勅使河原蒼風展、アート・遊にて開催 [展覧会 / 他会場]

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ⓒ Sogetsu Foundation

この度、大阪のアート・遊では、いけばな草月流の創始者であり、また、彫刻や書画、舞台美術など多岐にわたる創作活動で戦後の一時代を築いた表現者、勅使河原蒼風 (1900-1979)の個展を開催致します。

1900年大阪に生まれた蒼風は、幼時から父のもとでいけばなの修行を始め、26歳にして草月流を創始。既存の華道の型から解き放たれた近代いけばなの礎を築きました。戦後には活動の場を海外に広げ、欧米各地でいけばなの展覧会やデモンストレーションを精力的に行います。1955年パリでの個展で発表された前衛的ないけばなは大きな反響を呼び、タイム誌にて蒼風は「花のピカソ」と称されます。また、1957年に来日したフランスの美術評論家ミシェル・タピエは、彫刻家としての蒼風の仕事を高く評価し、その作品は、同じく彼に見出された具体美術協会のメンバーの作品と共に、以後多くの国際展にて紹介されることになります。

勅使河原蒼風の創作活動は、いけばなのみに留まらず、早い時期より絵画や書、彫刻の制作にも深い情熱が注がれました。特に「古事記」等から着想を得て、木と金属や石等の異素材を組み合わせて作られたダイナミックな抽象彫刻作品には蒼風の造形感覚が良く表されており、「いけばなは絵だという、音楽でも、彫刻でもある」と語った蒼風の、総合芸術家としての美意識が色濃く反映されている様に思えます。

この度の展覧会は、勅使河原蒼風の膨大な創作活動のほんの一端を紹介するものですが、彫刻、絵画、書による作品十余点を展示致します。東京のタカ・イシイギャラリーにて同時開催されます勅使河原蒼風展と併せて、ぜひご高覧下さい。

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勅使河原蒼風 展

会 期:2019年11月29日(金)~12月6日(金)11:00-17:00
    12月1日(日)は休廊

会 場:アート・遊 大阪市中央区北浜3-2-24北沢ビル1F
    TEL. 06-6201-0221
    http://art-u.gallery/access/

協 力:草月会、タカ・イシイギャラリー

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カロリーナの新作版画が到着しました。 [Carolina Raquel Antich]

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「抱擁」2019年、シルクスクリーン9版、Ed.50、イメージサイズ34x25cm、シートサイズ49.8x34.8cm


カロリーナ・ラケル・アンティッチより、新作のシルクスクリーン作品が届きました。この作品は、カロリーナにとって初めてとなる版画作品で、ヴェニスにある版画工房ファラーニ・ヴェネチアにて、この夏制作されました。


ファラーニ・ヴェネチアは、1968年にフィオレンツォ・ファラーニによって開設されたシルクスクリーン専門の版画工房で、1970年開催の第35回ヴェニス・ビエンナーレではイタリア館の中に工房を構え、世界各国のアーティストたちとの協働作業を行いました。その後もイタリア内外の200名近いアーティストとのコラボレーションを重ね、その中にはバウハウス最後の巨匠と呼ばれるマックス・ビルから、最近ではアメリカのストリートアーティストOBEY(シェパード・フェアリー)といった名前が連なっています。現在では、2代目のジャンパオロ・ファラーニが運営を行い、引き続き作家のエディション作品の刷版を行うほか、一般向けのワークショップや展覧会等のイベントも開催しています。


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今回シルクスクリーンに初挑戦したカロリーナは、2011年に描いた同名のアクリル作品をベースに、ファラーニ氏の協力を得ながら製版を進め、最終的には、当初予定していた5版を大きく上回る9版を用いた作品を完成させました。シルクスクリーンというと、アンディ・ウォーホルやキース・ヘリングらのカラフルでポップな作品が思い浮かびますが、出来上がったカロリーナの作品は、どちらかというとリトグラフに近いような繊細な階調を持ちしっとりとした印象を受けます。また、こちらを向いた少女の表情は、原画のアクリル画ではどことなく寂しく不安げに見えるのが、版画作品の方ではほっこりとした柔らかい雰囲気が醸し出されているように思えます。(少女の両頬の部分に、手彩色で薄く紅色が入れられているからかもしれません。)


こちらの作品は、Art-U room Online Storeにて販売を行なっています。


実物はギャラリーにてご覧頂けますので、ご購入をご検討の際は事前にお電話かメールにて予約の上お越し下さい。


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手前左は原画となったアクリル画の「抱擁」。その右は、左の作品を表紙デザインにアレンジした吉本ばななの「哀しい予感」イタリア語版。奥が今回完成したシルクスクリーンの版画作品。



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瀬戸内国際芸術祭2019 ピナリー・サンピタック「黒と赤の家」 [Pinaree Sanpitak]

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瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期(9/28~11/4)が、いよいよ開幕しました。秋会期のみ会場として参加している西部の島々のひとつ、本島にてプロジェクトを行なうピナリー・サンピタックの作品を見て参りましたので、下にリポート致します。



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ピナリー・サンピタックの作品「黒と赤の家」があるのは、丸亀や児島からのフェリーが到着する泊港からバスで5分ほどの笠島地区。この界隈は、かつてこの辺りの海域を仕切っていた「塩飽(しわく)水軍」の本拠が置かれ栄えたところで、江戸時代からの古い町並みがよく残っており、そのまま時代劇のロケができそうな雰囲気。



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そんな趣のある小路をしばらく歩くと、ほどなくピナリーさんの「黒と赤の家」に到着。入り口で出迎えてくれる簾の様なインスタレーションは「マーライ」という作品。タイの寺院などでよく見かける花飾りをモチーフとした作品で、白い生地を花状に折り連ねたものに、隣にある島民の共同農地で栽培された千日紅の赤い花が、所々に挿まれています。ちなみに千日紅のタイ語名は 'Ban Mai Roo Roi'と言い、「永遠に咲き続ける」という意味だそうです。日本語でもタイ語でもよく似た縁起の良い意味を持つこの花を用いた作品が、来場者を穏やかな安らぎの空間へと導いているようです。

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オンラインストアにアヌさんの作品を追加しました。 [Anu Tuominen]

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Art-U roomのオンラインストアに、アヌ・トゥオミネンの作品9点を追加致しました。

アヌさんは来年年明けに、ヘルシンキのタイデハッリ(ヘルシンキアートセンター)にて大規模な個展を予定しており、Art-U roomで預かっていた作品のほとんどは、そちらの展覧会で展示するために返送したのですが、一部買い取りした作品をオンラインストアにて販売することに致しました。

今回追加した作品の中には、Art-U roomでのアヌさんの初個展「キッチン」(2006年)にて展示した作品や、人気の高い削った色鉛筆をベリーに見立てた作品等も含まれています。

なお、ご存知の様に10月から消費税率が10%に引き上げられますので、ご興味のある方は9月中にご購入頂けますとお得です。もちろん実物をギャラリーにて見て頂くことも可能ですので、その際はお気軽にメールにてお問い合わせ下さい。


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カミン・ラーチャイプラサート個展バンコクにて開催。 [Kamin Lertchaiprasert]

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今週日曜より、カミン・ラーチャイプラサートの個展がバンコクにて開催されます。会場は、チャトゥチャック区の鉄道公園の一角にある、タイの高僧プッタタートを記念した施設ブッダダーサ・インタパニョ・アーカイヴ(スワンモーク・バンコク)。9月1日には、オープニングおよび各界の専門家を招いたディスカッションが行われます。

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カミン・ラーチャイプラサート「       」
会 期:2019年8月25日 〜 2020年1月10日

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夏期休廊のおしらせ [room情報]

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ワー・ヌ「Cloud 1.1.04」2004年、アクリル・キャンバス、91x121.5cm
Wah Nu 'Cloud 1.1.04' 2004, acrylic on canvas, 91x121.5cm

暑中お見舞い申し上げます。

Art-U roomは8月10日(土)より19日(月)まで夏期休廊とさせて頂きます。連日暑い日々が続いていますが、皆さま体調に気を付けて楽しい夏休みをお過ごしください。

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英ゆう作品、オンラインストアに掲載しました。 [英ゆう / Yu Hanabusa]

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Art-U roomのオンラインストアにて、現在個展「作庭」を開催中の英ゆうの水彩ドローイングと版画作品を取り扱い始めました。いずれの作品もタイでのレジデンス中に制作されたもので、全て一点ものとなります。なお、ドローイング作品は会期中7月6日までの限定販売となります。下記リンク先よりぜひご覧下さい。
https://art-u-room.stores.jp/?category_id=5d0484fd054c24643efad6d8


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英ゆう「作庭」始まります。 [展覧会 / room]


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来週火曜日より英(はなぶさ)ゆうによる個展「作庭」が始まります。Art-U roomでは、前回2015年の個展「ソラカラキタル」以来、4年ぶり2回目の展覧会となります。

今回の展覧会では、出産後しばらく遠ざかっていた油彩画による新作を中心に、彼女が現在暮らす奈良の不退寺の境内にある植込みをモデルとした作品や、以前にレジデンスでしばしば滞在したタイの花飾りをモチーフとした作品が並びます。また、人が成る木の伝説に基づいて、長年描き続けてきた「ワクワクの木」のシリーズでは、蜜蝋などの新たな手法を用いた小作品を、八つ手を描いた壁面ドローイングの上に配置した楽しい展示もあります。

なお、本展のオープニングは行いませんが、最終日の7月6日(土)には、英本人が会場に来る予定となっています。

一雨ごとに緑濃くなるこの季節、お時間ありましたらぜひお立ち寄り下さい。

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英ゆう「作庭」
会 期:2019年6月11日(金) ー 7月6日(土)
    火曜ー土曜 12:00 - 18:00  日・月休廊
会 場:Art-U room  港区南青山1-15-2 南青山スタジオフラットB1-II
*最寄駅は、東京メトロ青山一丁目駅(4番南出口)、もしくは乃木坂駅(3番出口)となります。外苑東通りを進み、セブンイレブン向かいのクリーニング店横の道にお入り下さい。
作家在廊予定日:7月6日(土)

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