ピナリー・サンピタック in 東京現代 [Pinaree Sanpitak]
今週末パシフィコ横浜で開催されるアートフェア東京現代に、ピナリー・サンピタックが出展しています。展示されているのは、シンガポールとシドニーにギャラリーを構えるYavuz Galleryのブース。 (Booth C03)
展示作品は、100号大のペインティング2点に加え、ドローイングと立体作品が数点。いずれの作品にもサンピタックのトレードマークともいえる「乳房」のモチーフがあしらわれており、渋みのある作風の中に現代的なポップさも併せて感じ受けられます。
フェア全体の印象としては、「現代」と銘打っている通り、既に確立された作家よりもエマージングアーティストの作品の存在感が強く、日本における現代アートの現状をコンパクトに俯瞰できるものと思えました。
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■ 東京現代 TOKYO GENDAI
会 期:2023年7月7日(金)〜9日(日)11:00~19:00(最終日9日は17:00まで)
会 場:パシフィコ横浜 横浜市西区みなとみらい1-1-1
こちらの立体作品は、2019年の瀬戸内国際芸術祭での「黒と赤の家」のプロジェクトを契機に始められたシリーズ。器や花瓶などの上に円形に切り抜いた和紙を積み重ね、乳房、あるいはストゥーパ(仏塔)を思わせるフォルムを浮かび上がらせたものです。
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