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ピナリー・サンピタックの新刊作品集入荷しました。 [Pinaree Sanpitak]

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バンコクを拠点に国際的に活躍する現代アーティスト、ピナリー・サンピタックのこれまでの活動をまとめた初めてのモノグラフ"Pinaree Sanpitak 1985-2020"が刊行されました初期のコラージュ作品から昨年バンコクで開催された大規模な個展の模様まで、1985年から2020年までの35年間にわたる彼女の多彩な創作活動が、豊富な図版と共に収録されています。今や彼女の作品の代名詞となった「おっぱい」のをモチーフに表される様に、常に「身体性」を出発点としながら、絵画や彫刻から料理のプロジェクトやインタラクティブなインスタレーションに至るまで、多彩な展開を見せる彼女の作品世界が堪能できる一冊です。


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筑波大学に留学経験のあるサンピタックは日本との縁も深く、これまでに日本でも美術館やギャラリー他にて多くの展示やプロジェクトを開催してきました。本書にはArt-U roomで開催した個展やクッキング・プロジェクトの模様や、最近では2019年の瀬戸内国際芸術祭にて発表した「黒と赤の家」の様子も収録されています。


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テキストは南オーストラリア美術館ディレクターのラーナ・デヴェンポート、タイを代表するキュレータークリッティヤー・カーウィーウォンほか2名が執筆しています。また、表紙のモチーフ部分には刺繍が用いられるなど、デザイン的にも凝った作りになっています。若干部数ですが、Art-U room オンラインストアにて販売していますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。

 


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