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金沢アートプラットホーム2008開幕 [展覧会 / 他会場]

先週末金沢21世紀美術館にて金沢アートプラットホーム2008が華々しく開幕しました。この展覧会は、19名(組)の参加アーティストが金沢の街を舞台にそれぞれのプロジェクトを展開する社会参加型の展覧会で、会期中には作品展示の他様々なイベントやワークショップが予定されています。

今春から準備を進めて来たカミン・ラーチャイプラサートのプロジェクト「31世紀こころの美術館」は、一般の方々から募った大切な思い出の品を展示したもの。会場にはぬいぐるみや時計など一見何の変哲もない雑貨類が並んでいますが、それぞれのモノに込められたエピソードが綴られたカタログを併せ読みながら見ると、持ち主にとってこれらのモノが如何に大事な宝物であるかが分かり興味が尽きません。プロジェクトの開始当初はどれだけ応募があるか心配していましたが、担当スタッフの方の尽力もあり最終的に200点を超えるモノが集まりカミンも大変満足そうでした。
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10月4日に開催された「こころの美術館 みんなのパーティー」の模様。出品者の方々以外にも、カミンが金沢滞在中にステイしたお寺の住職さんや他の出展作家のチームなど大勢の方が集いました。
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左)上の写真の正面の壁に掛かっているのはプロジェクトの記念として撮影された航空写真。「31」の部分は人文字でできています。
右)今回のプロジェクトを始めるヒントを与えてくれた小学校の校長先生からカミンに贈られた色紙と、それに対するカミンの返礼。タイ語で「何事も他よりも優れておらず、劣ってもなく、また同等でもない」と記されています。

アトリエ・ワンは、市内にある江戸時代に建てられた古い町家を使った「いきいきまちやプロジェクト」を展開。空き家となっていたこの建物を夏の間に掃除・改修し、会期中には作品展示や宿泊体験などのプログラムを行ないます。
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築120年という町家の中は、何だかとても懐かしい雰囲気。僕の祖父母が暮らしていた家も同じ様な造りでした。
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通りに面した部分は改修して元の格子造りを再現したそうです。詳細はこちらのブログにて。


21世紀美術館でのオープニングの後に近くのバーpuddleで開かれたトーチカのライブの模様。ペンライトを使った彼らのアニメーション作品は以前何度か見て「すげ〜」と思っていましたが、この日は即興でショートムービーを作り更に「すっげ〜〜」。最後は共演者のオルガノラウンジやオーディエンスも参加して大盛り上がりでした。
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■ 金沢アートプラットホーム2008 Kanazawa Art Platform 2008
会 期:2008年10月4日ー12月7日
会 場:金沢21世紀美術館ほか市内各所

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