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知られざるミャンマー現代美術の伏流をたどる。 [展覧会 / 他会場]

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先週より福岡アジア美術館にて「もっと自由に!− ガンゴー・ヴィレッジと1980年代・ミャンマーの実験美術」展が始まりました。この展覧会は、1979年にラングーン(現ヤンゴン)大学の学生や卒業生たちによって設立されたミャンマー最初の現代美術グループ「ガンゴー・ヴィレッジ・アート・グループ」の活動に焦点を当てたもので、社会主義政権、軍事政権、そして民主化運動と激しく移り変わる時代のに、常に自由な表現を模索し続けてきた作家たちの歩みが紹介されています。

ミャンマーは今、民主化と対外開放へと向けて新たな激動の時期を迎えつつありますが、それに先立つ厳しい状況の下で芽生えたミャンマーの現代美術の黎明期を支えた作家たちの作品が、今回始めてまとまった形で紹介されることになります。出展作家の中には何名か、ミャンマーを訪れた際に現地でお会いした方もいますが、政治的、経済的さまざまな制約の下でも、実験的精神を失わずに自由な表現を求め続けた彼らのたくましさが展示作品を通しても感じられるかと思います。

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ガンゴー・ヴィレッジと1980年代・ミャンマーの実験美術
会 期:2012年12月13日〜2013年3月19日
会 場:福岡アジア美術館 アジアギャラリーB(7階)

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