"here and there" 発売記念展 + ミランダ・ジュライ

昨晩は "here and there vol.9 Her Life" の発売を記念して南青山の NOW IDeA by UTRECHT で開催された "here and there shop" のオープニングパーティーにお邪魔してきました。"here and there"は、エディターの林央子さんが2002年から不定期に発行しているコンセプトマガジンで、親交のある内外のアーティストやデザイナーから寄せられたテキストやビジュアルを各号毎にテーマに添ってまとめたもの。会場には今号で紹介されている山田愛子さんらの作品が並び、大勢のゲストで賑わっていました。会期は今月27日までですが、期間中には指輪を作るワークショップ等も開催されるそうなので、ご興味のある方はぜひ。

ところで今号の "here and there" の寄稿者の中に、何やら見覚えのあるアーティストの名前が…。ミランダ・ジュライ（Miranda July）、彼女が監督・主演した「君とボクの虹色の世界」(Me and You and Everyone We Know)という映画を2006年の公開時に見て「何か久々にインディーズの香りがする映画だなー」と気になっていたのですが、昨年の横浜トリエンナーレで作品に遭遇し、初めてアーティストとしても活動していることを知りました。赤レンガ倉庫に展示されていたその作品は、何とも人をおちょくったようなものでしたが、個人的には前回の横トリで一番ウケた作品です。こちらがその作品。

会場に彼女を特集したインタビュー雑誌があったので早速購入。左の写真は雑誌の付録に付いていた折りたたみポスター。このセンス、結構好きです。インタビュー記事によると、現在彼女は次の長編映画を撮影中とのことでそちらの公開も楽しみです。