アベル・バロッソ個展

現在四方山荘のレジデンスに滞在中のキューバのアーティスト、アベル・バロッソの個展が、昨日より同じビルのPROMO-ARTEにて始まりました。アベルさんは2003年にも同ギャラリーで個展を開催していて、その際に見た手作り感満点の木製のコンピュータ等の作品がとても楽しく強く印象に残っていました。今回は「グローバリゼーションの橋」という大作と木製の携帯電話のシリーズやペインティングが展示され、作品には社会格差や不法移民といったセンシティブな主題が扱われているのですが、どの作品も見た目がユーモアたっぷりで思わずニンマリしてしまいます。お薦めです。

１階に展示されている「グローバリゼーションの橋」。全て木製のパーツでできた組み立て式になっていて、分解した状態でスーツケースに入れ持って来られたとのことです。

２階に展示されている木製の携帯電話。ブラックベリーやお財布ケータイなど各種取り揃ってます。ちなみに横のイヤホンも木製。