カミン・ラーチャイプラサート個展、10月10日スタート。 [展覧会 / room]
目下roomでは、来月10日より始まるカミン・ラーチャイプラサートの個展「Before Birth - After Death」の準備に追われています。展示作品の方は先週バンコクから到着しましたが、心配していた楽焼の連作も全て破損無く届き、ホッとひと安心しました。
この楽焼のシリーズは全部で12種類の図柄があり、試作期間を含め4年掛りで今春やっと完成されたました。その進行状況はこれまでこのブログでも何度か紹介してきましたが、このプロジェクトでアシスタントを務める陶芸家のジュンが制作を担当し、カミンのデッサンによる原画を粘土で立体に起こしながら、自作の窯で一点一点焼き上げていったものです。中には焼成中に割れてしまったり、釉薬が思ったように発色しなかったりといった事が度々あり、試行錯誤を重ねながらようやく全てのイメージが揃いました。
制作風景。左が陶芸作家のジュン。
今回の展覧会では、この楽焼の連作12体のうちの6体。残りの6体は別のアトリエで作られたブロンズ製の作品をミックスして展示致します。下のリンク先よりPDF版のプレス・リリースをダウンロードできますので、作品コンセプト等の詳細はこちらをご参照ください。
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