Hoi!

昨日京都精華大学でのレクチャー、途中幾度か「あうっ、あうっ」となってしまいましたが、ホストのgraf服部さんのリードに助けられ何とか無事に終えることができました。トーク終盤には、福井県鯖江市にて「河和田アートキャンプ」をディレクションされている片木孝治さんにも加わって頂き、ローカルな場でのコミュニティ作りの事例について大変刺激的なお話を伺うこともできました。聴講してくれた学生達の感想レポートも後日読ませて頂けるということで楽しみです。

ところでちょうど大阪では、オランダデザインのエキシビション「Hoi!」が始まりましたので、早速本日覗いてきました。会期は5つの会場毎に若干前後するようですが、本日立ち寄ったのは中津のPantaloonとBy Pantaloon、それにgrafの3会場。紹介されているデザイナーは、今春東京で開催された「ポスト・フォッシル」とは異なる顔ぶれですが、オランダデザインらしい独創的な発想に基づく作品に触れることができました。

Pantaloon会場のVincent de Rijkの展示。中央に飾られたポリエステル素材の色見本など、白い空間にカラフルな展示が映えていました。

同じくVincent de Rijkのティーカップ。とてもきれいで見ているだけでウキウキします。すぐ近くのBy Pantaloonでは、タイポグラフィーの学校の展示が行なわれていました。

Pantaloonには今回初めて立ち寄ったのですが、こんな細い商店街を通り抜ける隠れ家的なスペースでした。

帰り道でまたもや祭に遭遇。

ぶらぶら歩いてgraf会場に向かっている間にとっぷり日が暮れてしまいました。堂島川に架かる橋の上で気付いた三日月は、何だかいつもより格別にきれいに輝いて見える。

中之島の国立国際美術館前にて、恐竜を凝視するマン・レイ師匠に遭遇。

grafでは、展示作家のSander Luskeがワークショップを開催中でした。スタッフの方に話を伺うことができましたが、参加者は、色んな食材からインスパイアーされた器をそれぞれ陶土で作り、後に信楽の陶芸の森にて窯焼きされるとのことでした。

コメント 3

なんだか楽しそう♪
by thisisajin (2010-10-11 07:05) 

Vincent de Rijkの展示、見るからに好みです。
紹介ありがとうございます。これから注目します。
東京でもいつか展示してくれないかしら。。。
by emi (2010-10-11 23:38) 

thisisajinさん、emiさん、コメントありがとうございました。
今月末より東京都現代美術館でも、オランダデザインの展覧会が始まるようです。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/119
何だか今年はオランダ尽いてますね。
by kiyo (2010-10-17 13:08)