● room便り： 難民に焦点を当てた映画祭が日本初公開

戦争や紛争によって国を追われた難民の数は、現在全世界で一千万人規模と言われています。特に深刻なのはアフリカ、中東、アジア地域。こうした難民の実 態を取材した作品を集めた映画祭が日本で初めて開催されます。日本にいると余りピンと来ない「難民」という言葉ですが、多くの難民を引き受けるヨーロッ パ諸国や北米では深刻な社会問題となっており、現代アートの世界でも近年重要なテーマのひとつとなっています。今回上映されるのは全18作品。ドキュメ ンタリーやアニメーション、中には難民自身によって制作されたものもあります。

■ レフュジー・フィルム・フェスティバル（難民映画祭）
日　程：2006年７月20日〜27日
会　場：東京日仏学院、東京ドイツ文化センター、イタリア文化会館、スウェーデン大使館（全会場とも入場無料）
主　催：国際連合難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
詳　細：上映作品リスト、タイムテーブルなどはこちらのサイトで。
http://www.unhcr.or.jp/event/2006/index.html