なんばパークスオープニング記念展 「アジアを結ぶアートの架け橋ーArt Bridge Asia」

近年、日本とアジア諸国との交流は、ビジネスや観光など多方面において今迄になく密接になっています。特にアジア有数のハブ空港である関西国際空港を擁する大阪は、日本におけるアジアの玄関口として重要な位置を占めています。今後我々がこうした近隣諸国と関係を深め、より良きパートナーシップを確立していくためには、様々な文化交流を重ね互いのことを更により良く知ることが大切ではないでしょうか。

この度、「なんばパークス」オープニング記念イベントの一環として企画された今回の展覧会では、こうした文化交流の一助となることを願い、現在活躍するアジアのアーティスト３名による作品を館内にて特別展示いたします。幼年時代の思い出を漆絵の技法で色鮮やかに描き出すベトナムのタィン・チュオン、仏教思想をベースに鋭い社会性を秘めた制作を行うタイのカミン・ラーチャイプラサート、比肩する者のない確かな技で幻想的な都市風景を彫り起す中国のシ・チョンミン。いずれも自国の伝統文化を根底に独自の世界を発展させ、国際的にも高い評価を得ているアーティスト揃いです。

●アジアを結ぶアートの架け橋ーArt Bridge Asia 展
会場：なんばパークス Shops & Diners 3F, 4F, 5F ウィンドウギャラリー
期間：2003年10月7日(火)〜10月13日(月)
時間：11:00am-9:00pm
主催：南海電気鉄道株式会社
企画協力：アート・遊