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BSCマーケット終了しました。 [Pinaree Sanpitak]

先週ROCKETにて開催した「ピナリー・サンピタック BSCマーケット」盛会のうちに無事終了致しました。三日間日替わりで異なる料理人、フード・クリエーターをホストに招きピナリーさんの料理プロジェクト'Breast Stupa Cookery'とコラボするという内容でしたが、皆さんそれぞれに大変趣向を凝らしたアイデアを持ち寄って下さり、今までにない展開にピナリーさんも大変喜んで帰国の途に着かれました。会期中ご来場頂いた皆さま、本イベントにご協力頂きました皆さまに改めて心よりお礼申し上げます。

今回のイベントの様子は、現在準備中の 'Breast Stupa Cookery' アーカイブサイトにて近日公開される予定ですが、先ずは簡単に以下にご報告致します。なお、Art-U roomのfacebookサイトにも写真を掲載しましたので、アカウントをお持ちの方はぜひそちらも併せてご覧下さい。


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photo by Philippe Stouvenot

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photo by Philippe Stouvenot

展示風景。ROCKETの特徴であるキッチン・ブースの周囲に、本プロジェクトで使用されたおっぱい型の料理型やタイの若手陶芸家モー・ジラチャイサクンのお皿を配置しました。テーブルや型の置かれた棚などの什器は、フランス人建築家・デザイナーのフィリップ・ストゥヴノーによるもの。


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ピナリー・サンピタック 'Breast Stupa Cookery' in 福岡 [Pinaree Sanpitak]

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今秋より来年6月にかけて全国4美術館を巡回する「アジアをつなぐ ー 境界を生きる女たち 1984-2012」展。最初の会場である福岡アジア美術館での会期最終日10月21日に、出展作家ピナリー・サンピタックによる料理のワークショップが開催されました。当日は事前に申込み頂いた20名程の方に参加頂きましたが、ピナリーがスタッフの方々と一緒に地元のマーケットで準備した食材や持参の食材を用いて、皆さん思い思いに熱心に独創的な料理を作られていました。

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ピナリー・サンピタック in「アジアをつなぐ ー 境界を生きる女たち 1984-2012」展 [Pinaree Sanpitak]

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来週末より福岡アジア美術館で開幕するアジアの女性アーティスト展「アジアをつなぐ − 境界を生きる女たち 1984-2012」に、ピナリー・サンピタックが出展します。ピナリーの展示作品は2004年にroomで開催した個展「間にある全てのこと…」で展示したタブロー2点。会期最終日10月21日(日)には、ピナリーと一緒におっぱい型のクッキングモールドを使って創作料理を作るワークショップ「おっぱい塔クッキング - Breast Stupa Cookery」とトークも開催されます。WSは事前申込み制ですので、ご興味のある方はぜひ早めに福岡アジア美術館宛にお申込み下さい。詳細はこちらにて。

また本展会期中には、同館内のFAAM CAFEにてこのクッキングモールドを使った特別コラボ・メニュー「ストゥーパ・アイス」も提供されます。ところでピナリーが福岡に滞在している間に、どこか近場に秋山ハイキングに出掛けようという計画を立てているのですが、もしどなたか良い場所をご存知の方がいましたらぜひ情報お寄せ下さいませませ。
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■ アジアをつなぐ − 境界を生きる女たち 1984-2012
会 期:2012年9月1日〜10月21日

*この展覧会はその後下記美術館を巡回予定です。
 2012年11月27日〜2013年1月6日 沖縄県立博物館・美術館
 2013年1月26日〜3月24日 栃木県立美術館
 2013年4月13日〜6月23日 三重県立美術館


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ピナリー・サンピタック "Body Borders" [Pinaree Sanpitak]

タイ出張より戻って参りました。バンコクの3会場にて開催されていたピナリー・サンピタックの個展 "Body Borders" は、それぞれ異なる雰囲気を持つ会場毎に、絵画、立体、サウンドインスタレーションといった作品が展示され大変見応えがあるものでした。会期中には各会場にて学生の見学会やワークショップも開かれ、彼らの反応を見ることはピナリーさんにとっても貴重な経験となったとのことです。それにしても昨年末にroomで個展を開催した時点ではまだ会期も展示内容も確定していなかったのに、短期間にここまで仕上げたピナリーさんの実行力にいつもながら敬服します。

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最初に訪れたのはシーロム通りとサトーン通りの間にあるH Gallery。この会場では昨年のroomでの個展「紙の痕跡と空飛ぶ立法体」でも展示した籐編みの立体が展示されていました。いくつか積み上げられているのは、盲学校の学生によるWSを行なった際に学生が積み重ねたものをそのまま残してあるのだそうです。


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続いて訪れたのはチュラロンコーン大学の図書館棟の7階にあるアートセンター。一瞬「あれ、何もないぞ」と、天井に目を向けると何やら無数にぶらさがっているものがある。


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近寄って良く見てみると、ぶら下がっていたのは折り紙でできた大小の羽根風船と、所々にガラスのオブジェ。また、一定区画毎にセンサーも設置されており、その下を歩くと区画毎に違った音楽が流れるようになっています。


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スケール感が分かるように人物入りで。音楽は全部で何種類あるのか分かりませんでしたが、様々な打楽器の上にお経風の合唱が重なるサウンドが特に印象的でした。



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その晩はピナリーさんの家で、今回チュラ会場でのオープニングの際にトークを行なった建築家のラチャポーンさんらと共にディナーを頂き、翌日最後の会場100 Tonson Galleryへ。自然光の入る素敵な空間で大型のタブローの展示。


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1月のArt Stage Singaporeでも一緒だったオーナーのエイさんと近況を交換していると、見学に訪れたインターナショナルスクールの学生の一団が。常々聞かされる話ですが、タイは日本同様まだまだ現代美術のマーケットが小さいとのこと。この中から未来のコレクターが生まれることを願います。

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今回滞在したルンピニ公園近くを歩いていてふらっと入ったギャラリーにてプラープター・ユンの作品に遭遇。何と同じビルの4階に彼のオフィスがあり、先月このギャラリーで個展を開催したのだとのこと。ちょうど日本から帰国したばかりの本人とも再会でき、偶然の繋がりに驚くばかりでした。


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かかし大集合 [Pinaree Sanpitak]

目下roomでは、来月開催するピナリー・サンピタックの個展「紙の痕跡と空飛ぶ立方体」の準備中。今日もバンコクにいるピナリーさんとチャットで展示レイアウト等の打ち合わせを行ないました。彼女は先週末チェンマイで開かれたチャリティーイベントに参加してきたところで、早速そちらの写真も到着。このイベントは参加したアーティストやデザイナーの作った案山子を田んぼの中で展示したもので、何やらほのぼの楽しそうな雰囲気。ちなみにピナリーさんの案山子は、少し形を変えて来月の展覧会にもお目見えしますのでどうぞお楽しみに!

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ピナリーさんの案山子は、籐編みの立方体に翼が生えた形状。何やら見覚えがあるかたちと思ったら、それもそのはず折り紙の「羽根風船」からアイデアを得たのだそうです。ふわふわと気持ち良さげに飛んでいますね。

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このイベントにはピナリー以外にリクリットやタイウィチットらも参加。ピナリーの息子のショーンくんの作品も並んでいます。

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ピナリー・サンピタック個展 in NY [Pinaree Sanpitak]

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今週よりニューヨークの Tyler Rollins Fine Art にてピナリー・サンピタックの個展 'Quietly Floating' が始まります。2008年にチェルシーにオープンしたTyler Rollins Fine Artは、ニューヨークでも数少ない東南アジアの現代アートを専門とするギャラリーで、タイのピナリー・サンピタックの他に、インドネシアの Eko Nugroho やシンガポールの Jimmy Ong といったアーティストを取り扱っています。

さて、オープニングに合わせて炎天下のバンコクよりニューヨークへと向かったピナリーですが、寒さは大丈夫でしょうか?日本から送ってあげたホッカイロとヒートテックが役立っていることを願っています。
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■ Pinaree Sanpitak: Quietly Floating
会 期:2010年3月4日〜4月17日
会 場:Tyler Rollins Fine Art - 529 West 20 Street, 10W New York

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ピナリー・サンピタック個展 in バンコク [Pinaree Sanpitak]

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本日よりバンコクのThavibu Galleryにて、ピナリー・サンピタックの個展 'SOLID'が開催されます。本展で展示されるのは、ヴェネツィアン・グラスの生産地として有名なムラーノ島の工房で製作されたガラスの彫刻 'Quietly Solid' と、アルミニウム鋳造による 'Breast Clouds' の2シリーズ。雪の散らつく東京とは打って変わり、連日30度越えの猛暑が続くバンコクですが、旅行中に夏バテしそうになった時はぜひ涼しげなピナリーの作品を見て心と身体を休めて下さい。
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■ Pinaree Sanpitak: SOLID
会 期:2010年2月13日〜3月31日
会 場:THAVIBU GALLERY - Silom Galleria, 3rd Floor, Suite 308, 919/1 Silom Rd., Bangkok
詳 細:http://www.thavibu.com/thailand/pinaree_sanpitak/THA2900.htm


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ピナリー・サンピタック:BSC in Bangkok [Pinaree Sanpitak]

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ピナリー・サンピタックのクッキング=アートプロジェクト「乳房のストゥーパ・クッカリー」が、今月下旬バンコクにて開催されます。場所はスクンビットに新しくオープンしたタイレストランBo.lan。26〜28日の三日間、ピナリーがデザインした乳房状の料理型からインスピレーションを得て作られたコースメニューが提供されます。何でもこのレストランのシェフ二人は、タイ料理の店として世界で初めてミシュランの星を獲得したロンドンのNahm出身とのことですので、味の方も大変期待できます。期間中バンコクに行く予定のある方はぜひ!注)2,500バーツのコースディーナーのみ、要予約。
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■ Pinaree Sanpitak: Breast Stupa Cookery
場 所:Bo.lan Restaurant _ 42 Soi Pichai Ronnarong, Sukhumvit 26 Rd. Bangkok


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BSC @ le bain X'mas Party [Pinaree Sanpitak]

現在開催中の「クリエーターからのとっておきのプレゼント」展の関連イベントとして、昨夜会場のギャラリー・ル・ベインにてクリスマス・パーティーが開かれました。この日のパーティーは、同じ建物内にあるもう一つのギャラリーにて始まった、押忍!手芸部ひびのこづえさんらが参加している「ぬくぬくな家」展のオープニングも兼ねており、会場は溢れんばかりの人、人。遠く名古屋や大阪から駆け付けて頂いた方もいて感謝感激でした。

パーティーのフードは、同じビルにあるori higashiyaさんにご協力頂き、今回の展覧会にも出展しているピナリー・サンピタッククッキング・プロジェクトと連動したお食事を提供させて頂きました。higashiyaのシェフの皆さんが趣向を凝らして作って頂いた大小様々のおっぱい型の料理は、みるみるご来場者の胃袋へ。今回も記録用のビデオ撮影をしていた僕は残念ながら食べ逃した料理もありましたが、あちらこちらから「おいしい」の声が聞こえ大好評でした。展覧会は26日まで続きますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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パーティー開始前、慣れた手付きで次々と料理をセッティングしていくhigashiyaスタッフの皆さん。急なお願いにも関わらず、こんなに素敵なお料理を作って頂き本当にありがとうございました。

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本日のメニューは、型で固めた塩の山に刺されたピンチョス3種、生春巻、呉豆腐、ポテトサラダとタラモサラダ、ターメリックライスとバターライスのカレーソース掛け。味もさながら見た目も素敵です。

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マイアミに引き続きモテモテの東京仮面

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エモーショナル・ドローイング [Pinaree Sanpitak]

もう一つ展覧会情報です。ピナリー・サンピタックが、来月東京国立近代美術館にて開催される「エモーショナル・ドローイング」展に出展します。この展覧会は、日本、アジア、中東圏出身の16名のアーティストによるドローイングによって構成され、ピナリーは1990年頃より描きためた「女性の身体」「器」「乳房のストゥーパ」等の連作を展示する予定です。また、彼女は本展に合わせて来日し、初日26日には会場にてアーティスト・トークも行なわれます。
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■ 現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング
会 場:東京国立近代美術館 企画展ギャラリー
会 期:2008年8月26日(火)ー 10月13日(月)
主 催:東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国際交流基金
*巡回展:京都国立近代美術館 2008年11月18日(火)ー 12月21日(日)

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昨年バンコクで開催された個展 'Breast and Clouds' の際に、会場BGMの選曲に協力したお礼に頂いたドローイング。なおピナリーは、今年4月よりカリフォルニアのMontalvo Arts Centerにて滞在制作を行なっており、目下大画面のペインティングのシリーズに取り組んでいるとのことです。

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