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ピナリー・サンピタック 'Hanging by a Thread' at LACMA [Pinaree Sanpitak]

pinaree_lacma.jpg
HANGING BY A THREAD at LACMA June 22-Sep 29, 2013
Installation views, Los Angeles County Museum of Art, 2013
[コピーライト] Pinaree Sanpitak. LACMA/Museum Associates 2013.
Photographer : Peter Brenner, LACMA


先週よりロサンジェルス・カウンティー美術館(LACMA)にて、ピナリー・サンピタックのインスタレーション作品 'Hanging by a thread'の展示が始まりました。この作品は、一昨年のタイ大洪水の際にタイ王室から国民に配給された救援キットの中に含まれていた布をハンモック状に編み上げたもので、天井から細い糸でぶら下がった不安定さ、危うさと同時に、休息や避難場といった相反するイメージを呼び起こします。また、今回の展示では、美術館の収蔵品であるアンコールのヴィシュヌ像が一緒に展示され、神像の顔に浮かぶ微笑に見守られて、アジア的な無常観が一層強く感じられる展示となっています。同館では現在ジェームス・タレルの回顧展も開催されているようですので、この夏ロス方面にお出掛けの方はぜひ。

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■ Pinree Sanpitak: Hanging by a Thread
会 期:2013年6月22日?9月29日

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